証券取引所の歴史

12、13世紀のヨーロッパでは、銀行が農村の債務を取りまとめていた。ある意味証券取引が行われていたということが出来る。イタリア各地では、政府発行の証券を銀行員が取引していたようである。株式取引としての最も古い証券取引所は1602年にアムステルダムに設立された、とされる。これは、オランダ東インド会社が最初の株式を発行したことに始まり、有価証券を発行した最初の会社組織となった。その後、証券取引所は18世紀にはパリを始め、ロンドン、ニューヨークに開設された。

日本での歴史

日本では、1878年(明治11年)株式取引所条例により、東京と大阪に株式取引所が開設されたのが始まりである。

戦時中は閉鎖されたものの、戦後になり証券取引法のもとで、東京、大阪、名古屋、京都、神戸、広島、福岡、新潟、札幌の9つの証券取引所が取引を開始した。このうち、神戸証券取引所は解散(1967年)し、その後長く8つの証券会社による取引が続けられた。近年になり、広島、新潟証券取引所は東京に合併(2000年)、京都証券取引所は大阪に合併(2001年)し、現在は5つの証券取引所(東京、大阪、名古屋、札幌、福岡)で取引が行われている。従来特殊法人であった証券取引所は、近年、株式会社化が進んでいる。

東京、大阪、名古屋を3取引所(3市場)、札幌、福岡を地方証券取引所と言う。3取引所では1部、2部が分かれている。