株式市場とは?
株式市場と言えば、証券取引所がすぐに思いつくが、株式市場はそれだけではない。
株式市場には株式を発行し枚数や価格を決定し誌上に売り出すまでの過程である「発行市場」と、証券取引所などで実際の売買が行われる「流通市場」がある。
「発行市場」では、とくに決められた「市場」があるわけではない。株式の発行を企業から委託された証券会社が市場に売りに出すのだが、流通市場での既存の株式などの証券価格に影響されて、価格が決定されるため、発行市場と流通市場は密接に関係していると言える。
「流通市場」は証券取引所で形成されるが、証券取引所での売買は資格を持った証券会社だけが参加できる。証券取引所に株式を公開することを「上場(じょうじょう)」というが、株式を上場するためには証券取引所の「株券上場審査基準」をクリアすることが必要である。株券上場審査基準は比較的厳しく、これをクリアするということは、株式を発行している企業の信用が高まるメリットがある。
流通市場のもう一つの形は、「店頭株市場」である。証券取引所へ上場前の株券を証券会社同士のネットワークで販売するもので、日本証券業協会が管理してきたが、2001年、日本証券業協会のもとに株式会社JASDAQ(ジャスダック)へ移管され、現在ではJASDAQ(ジャスダック)市場と呼ばれている。